第68回日本不整脈心電学会学術集会 不整脈心電学2022's ~新たなイノベーションへ~

会長挨拶

会長 池田 隆徳

池田 隆徳
東邦大学大学院医学研究科 循環器内科学

会長 小野 克重

小野 克重
大分大学医学部 病態生理学

「第69回日本不整脈心電学会学術大会」を、2022年7月6日(木)~9日(日)の期間で、北の大地である北海道の札幌コンベンションセンターで、開催させていただきます。完全なオンサイトでの学術集会となる予定です。本学会の学術集会が北海道で開催されるのは、2016年以来7年ぶりとなります。大会長は東邦大学の池田隆徳と大分大学の小野克重が務めさせていただきます。

学術集会のテーマを、「不整脈学と心電学のFusion」といたしました。2015年に日本不整脈学会と日本心電学会が統合され、日本不整脈心電学会が発足して早8年が経過しようとしています。ここで今一度、不整脈学と心電学の融合を図り、さらなる発展を遂げたいという両会長の意向がこのテーマに込められています。学術集会のポスターではラベンダーが描かれています。多くの方は富良野を連想するかと思われますが、北海道のラベンダーは札幌が発祥の地であり、その後に移転したということで、この絵にも初心に戻ってさらなる進化を遂げたいという願いが込められています。

学術集会で取り扱うのは、臨床および基礎の医学領域研究に加えて、教育を重視したメディカルプロフェッショナル領域も数多く組み込む予定です。臨床領域としては、不整脈の診断およびリスク評価、薬物治療、非薬物治療としてのカテーテルアブレーションや植込み型除細動器・心室再同期療法などのデバイス治療などが含まれます。基礎領域としては、イオンチャネル、遺伝子研究、再生医療、電気現象のシミュレーションなどが含まれます。本学術集会のテーマで掲げましたとおり、この領域のトピックスを可能な限り融合させ、更に昇華させて最新の内容で構成とする予定です。近年、注目されるようになったAIに関するトピックも取り扱います。これまでの学術集会の流れに準じて、「アブレーションサミット」と「デバイスサミット」に加えて、「心電学サミット」も組み込みます。さらに、国内の他の学会とのジョイントシンポジウム、さらには心電学領域の国際学会(International Congress on Electrocardiology, ICE 2023)をサテライトとして組み入れての「インターナショナルセッション」も企画しており、海外からの演題も募集する予定です。

本学術集会が、実り多く、有意義となり、かつ思い出に残る大会になれば幸いです。是非、会員のみならず、国内外の多くの皆様のご参加をお待ちしております。

2022年8月吉日