不整脈のリスク・診断・治療をゲノム情報から考える(仮)

ゲノム関連研究の進歩とともに、あらゆる不整脈においてゲノム情報がリスク分類・診断・治療に活用されるようになってきた。例えば心房細動においては、世界中で多くのゲノムワイド関連解析が実施され、心房細動の遺伝的リスクが明らかにされてきた。一方、遺伝性不整脈の分野では、次世代シークエンサーの登場とともに、新たな原因遺伝子が同定され、診断が容易になるとともに、遺伝型に応じた治療法が選択されるようになってきた。本シンポジウムでは、不整脈診療と関連したゲノム情報について、議論を進めたい。