心不全合併不整脈の治療を再考する:薬物と非薬物療法

心不全、心房細動はともに頻度の高い疾患であり、共存して存在することが多い。最近、ARNI、SGLT2阻害薬をはじめとする複数の新規抗心不全薬が登場し、心不全加療は一段と進化した。このような背景から、心不全合併心房細動や重症心不全におけるこれまでのエビデンスに関しても、薬物療法か非薬物療法かという問いについて再考すべき時が来ていると思われる。本セッションでは、心不全を合併した心房細動などの不整脈に対する薬物療法と非薬(カテーテルアブレーション・デバイスを含めた)非薬物療法の最新の話題と現時点での治療方針について議論する。